FIG                           代表  三登 浩成
FIG のモットーは 「常に内容をリニューアルしな がら、わかりやすい、心に響くガイド」です。
多くの写真や被爆者の描 いた絵を手に、1945年8月6日広島で起きたこと、
今も心身ともに 苦しみが続いている被爆者について、現在の核の世界的状況等を話しな がら、
戦争も核兵器もない平和な世界の実現を願ってガイドをしています。
 

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三登登美枝さんによる原爆手記〜父の8月6日〜
 58年前のあの日のことは忘れる事のできない日である。また、思い出したくもない、語りたくもない日である。語ったとて、体験した者でなければわかるものではない。考えたくもないし、胸のつまる思いでいっぱいである。しかし、二度とあってはならないことを切望すれば、記憶にあることのみでも記しておくべきだと思う。

この日の爆音は今までのB29の音より異なって、腹の底に響くような低く力強さのある音だった。丁度家の外に出た時だった。真っ黒い大きな機体が呉沙々宇山の山に腹をすれすれに西へと姿を消した途端、大きな音がしたと同時に家の天井は落ち、煤が灰を撒くように降りてきた。後で気がついたことであったが、障子や襖や雨戸は斜めになって元の通りには動かなかった。        
              つづき…



年末年始の平和公園ガイド 2010 12・30







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